腎臓病をみなおそう

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ガイドラインにそった評価

慢性腎臓病はCKDと略されます。これらの定義としては、腎機能の低下があり、また何らかの腎障害を示唆するような所見が3カ月以上継続する場合CKDに該当されます。また検査項目の中では、腎機能の低下とタンパク尿がとくに重要視されます。腎機能低下の評価は2012年に発刊されたガイドラインをもとに考えます。機能低下項目にはクレアチニン値から推測する糸球体ろ過量を用います。また重症度の判定には、原因や糸球体ろ過量、タンパク尿によるCGA分類から腎臓病評価をします。わが国では治療介入が必要な患者数は年々増加傾向にある中で、背景に潜む糖尿病や高血圧などの生活習慣病との関わりもあり、それらの病態を同様に改善させる必要があることが課題となっています。

増悪因子を減らす努力を。

慢性腎臓病があることは末期腎不全ESKDへのリスクが高くなるだけでなく、心血管疾患CVDを併発するリスク因子になるとも言われています。そのため慢性腎臓病からおこる透析導入しなければならない患者数よりも心血管疾患による死亡数の増加に視点をおかなければいけません。心血管疾患CVDが発症するリスクは、腎機能が低下するほど強く、タンパク尿が増加するにしたがってあがります。また、合併症としてあげられている糖尿病や高血圧、肥満を合併する場合、または喫煙歴のある場合にはさらに要素が高くなります。CVD発症を抑えるためにもそれら背景にある要素を改善・維持に努めるかが今後の課題になってきます。また、生活習慣の中で血圧が上がらないための食事療法や運動習慣はとても大切な因子となります。

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